冬定番のびそう鍋コレクションに、この冬は「しゃぶしゃぶ」が加わりました。お一人から注文出来ますので、テーブルごとに合わせなくても安心。お好きな物をお好きなだけお召し上がり頂けます。ご贔屓にして下さるのは日本で既に召し上がったことのあるワイン関係者たち。御家族やご友人に食べ方指南してらっしゃいます。
夕べは、ワイン輸送会社にお勤めで何回か日本に行ったことがある方が、お母様を連れていらっしゃいました。
「しゃぶしゃぶとは擬声語なんですよ。お肉をお箸で挟んで、こう、お出汁の中でお肉を揺らすとシャブシャブ・・・。ね、だからしゃぶしゃぶなんです。」
ここで必ず皆さん「ほおぉ〜。」となります。
ここで「しゃぶしゃぶ」の語源について調べてみました。
引用はここ↓
http://homepage2.nifty.com/osiete/s670.htm
まず、薄切りの肉を湯に入れて動かしすすぐ様をいう擬音語「シャブシャブ」からとする説が無難なようです。
一説(『雑学の王様(幸運社編)光文社・知恵の森文庫』)によれば、ネーミングの際に「すき焼き」に対抗して「すき煮」でいこう等と色々なアイデアが出ては消えが繰り返された或る日のこと、店の奧からオシボリを洗う音が聞こえ、水を流してすすぐ音が「シャブ、シャブ、シャブ、シャブ・・・・・・」。「そうだ。”しゃぶしゃぶ”でいこう!」なんて逸話も語られています。
牛肉を用いた「しゃぶしゃぶ」は、1910(明治43)年創業の大阪の肉料理店「スエヒロ本店」の先代店主三宅忠一氏が1951・1952(昭和26・27)年頃に考案し、1957年に「肉のしゃぶしゃぶ」を商標として出願したとも伝えられています。
それまででも羊の肉を湯通しして食べさせる店は存在したようで、元々は中国北方民族に由来する羊肉料理法で、古くは『宋氏尊生(1601年)』の文献や17世紀中国・清朝の宮廷料理にも登場し、現代では「シュワン・ヤン・ロウ」と呼ばれ「さんずい+刷」・「羊」・「肉」と表記します。 尚、「さんずい+刷」の字にはすすぐ、ざっと洗う意味が有ります。
図書:『世界大百科事典(平凡社)』
さ、今夜もびそうで「しゃぶしゃぶ」如何ですか?