The World’s 50 Best Restaurant Awards

  • 2010.04.28 Wednesday
  • 20:35
出ましたね、世界のトップレストランランキング。
http://www.theworlds50best.com/

1,1−50位をざっと見て思うのは、アジア(特に日本)を意識した料理を出しているところが多いこと。

2,フランス勢今ひとつ。何とか11位に入ったのはイナキのシャトーブリオン。ここもスーパービストロ系で、和食の影響もろに受けてるところ。

3、エルブリ首位から落ちたなぁ。閉店が絡んでるのかな。

4、個人的に28位急上昇、シンガポールのIggy's。イギーさんは1週間前にもボーヌにいて、毎回びそうに来てくれる友人。3年前に彼のお店にも遊びに行ったけど、クリエーティブで軽い料理。今年はもっと大箱に引っ越すらしい。

5、やはりこれから行くべきは El Celler de Can Roca かも。


ボーヌ観光シーズン突入!

  • 2010.04.10 Saturday
  • 19:45
ブルゴーニュも遂に観光シーズンに突入です。

キャンピング族も大幅に増加中。ムルソーのキャンプ場も冬期休業からあけた4月のオープン早々かなりの人。

ボーヌでは、びそう近くの大駐車場も今日は半分近くキャンピングカーで埋まってます。

フランス、ベルギー、オランダナンバーが多いかな。

ちなみにオランダ人はパンや飲み水まで家から持ってきてこちらではお金落とさない場合が多い。徹底してます。

ミシュラン降格@ジャルダン・デ・ランパール

  • 2010.03.04 Thursday
  • 22:26
早々ツイートだけはしましたが、ボーヌのジャルダン・デ・ランパールまさかの降格、星無しに。

何年か前、ラムロワーズが3つ星から2つになった時、ミシュラン当てに「頑張ってこの1年で星戻してみせる!」と宣誓書を送って、翌年見事に復活したという経緯がありました。ランパールはどうするのかなぁ。びそうにも家族で良く来てくれるだけに気になりますが、星取ったならまだしも、星なくしてなんて声をかけて良いのやら・・。

ツイッターとブログの棲み分け

  • 2010.02.28 Sunday
  • 07:49
私は全然モバイラーじゃないからツイッターなんてきっとやらない!と思っていたが、知り合い達をみているうちに、遂に足を踏み入れてしまったぁ・・・。

知り合いの超多忙な人が、むちゃくちゃ仕事して、合間に執筆・講演活動をして、演劇やコンサートもしっかり押さえて、尚かつブログ毎日更新、で更にツイッターがんがん。いつ寝てるのかしら?的な彼。きっと人の何倍も一生を濃厚に生きているに違いない!

怠け者でねぼすけの私は到底足下にも及ばないけれど、それでも始めちゃいました・・・大丈夫かな・・・。

ツイッターってちょこっと書けるから案外楽で楽しい。ちょっとはまりそうポッ

ブログでは写真を中心に、ツイッターでは、まっ、つぶやきです、日々の。こんな感じで両方やってみます。チョキ

吹雪いてます・・・。

  • 2010.01.09 Saturday
  • 04:58
今日のボーヌは吹雪いてます・・・。雪

伊豆生まれのマダムには非常に辛いこの季節。その上今年は雪が多くて大変。プリウス君、果たしてムルソーまで帰れるのか?

今日も色々戦うことがあって、精神的に疲労困憊。でも、捨てる神あれば拾う神ありなんだな。この戦いの結果はヴァカンス明けまでお預け。

「フランス生活=日々戦い」。ずーっとコレだから、最近戦うことが快感・・(絶対うそ)冷や汗

飲み逃げ事件!!

  • 2009.11.12 Thursday
  • 20:59
特別営業の昨日水曜日、お陰様にて満員御礼。その夜にこの大事件はおこりました。

夜9時過ぎ、カップルのお客様がいらっしゃいました。身なりは良い感じ。可愛い子犬を連れています。席に座るなり「ワインリスト頂戴。」と。「まずワインを飲んで、ゆっくりオーダーするから。」

びそうではかなり珍しいシルバネールという品種を選択。彼らはフランス語を喋るもののアクセントがあるので、この品種の選択から多分東欧の人だと判定。びそうは北欧やドイツ、イタリアなどのお客様は良くいらっしゃるので、彼らの喋っているのはロシア語でもないし多分東欧の何処かの言葉。

ワインをサービスした後、オーダーをとる際に「申し訳ございませんが、お寿司メニューはあと一人前しかお取りできません。お刺身やその他のメニューは出来ます。」と申し上げたら、「では店を出ます。」と。そうですね、もしお二人ともどうしてもお寿司メニューが宜しくて、後のメニューではいやだと仰るのならば、出ていただくのも致し方ないこと。ただ、この人達が普通と変わっていたのは、「ワイン代も払わない」ということ。だって、既に抜栓して、全部とは言わずとも消費してるんですよ!「私達は食事と一緒に楽しもうと思ってワインをオーダーしたんだから、食事がないのにワイン代を払うことは出来ない。」と、きました。この辺りからこの人達ちょっとやばいな・・・と。「お寿司がないのは誠に申し訳ございませんでした。それは私達が悪いですが、消費されたワイン代はお支払い下さい。こちらで飲まない場合は持って帰ってくださって結構です。」ところが彼らはとっととコートを着て出口に向かう。「ちょっと待ってください!」ここで救われたのは、周りにいたお客さんが全て私側に付いてくれたこと。私もここはお客さんひっくるめて彼らに対抗するしかない!と。お客さんも「ワイン代は払うのが当然だよ、持って帰れるんだし。」などと言ってくれましたが、「払いたくない!」の一点張り。「シェフを呼びますから。」と来て貰いましたが、シェフはフランス語が出来ないのでらち開かず。彼がもごもご言っていたら「責任者はシェフとあんたとどっちなんだ?」あれあれ、シェフ呼んでも意味無かったよ・・・。「警察呼びます。」と言ったら、即座に外に出て行こうとする!そしたらお客さんの1人が追いかけてくれる!私も追いかける!他のお客さんも追いかける・・・。

結局あきらめました。みんなで追いかけて、1人のお客さんなんか「車のナンバー見て、どこから来たのか突き止めてやる!」とまで。でも「もう良いですから・・・」と。今考えたら写真を撮っておけば良かったかと。次回こういったことが無いことを祈りますが、次回は写真を撮ろうと。

びそうでフランス語が出来るのは(わたしもたいして・・・なんですが・・・)私だけなので、交渉ごとやトラブルごとに前面に立って戦うのはいつも私・・・。開店準備から今まで随分戦ってます。今回は結局彼らを逃がしてしまったけれど、大勢のお客さん達が味方して助けてくれたことで随分心が楽になりました。今回は1人じゃなかった!

そう言えば開店からまだ間もない頃、1人のスイス女性が「お持ち帰りしたいんだけど、コレコレをこの時間までにお願いね。」今思えば、この時にお金を頂いておけば良かった・・・相当量のお寿司・お刺身。約束時間より少し早めに来て「出来てる?」まだですよー、約束時間よりも随分前だし・・・。「あ、そう、じゃキャンセルするわ、もう時間無いし。」えええ!!相当量のお寿司だし、もうすぐ出来るのに!彼女は前に駐めた車に乗り込もうとする!「ちょっと待って!」この時もシェフ以下その時の従業員2人とも状況を全く把握して無くて、私が追いかけていったっけ。結局逃げられてその夜のまかないは寿司パーティ。この時もシェフ以下誰も理解出来ていなくて1人悶々としてました。あーあ、一緒に怒ってくれるスタッフが欲しい!フランス語交渉能力のある、そこのあなた!是非びそうへ!

今日から冬時間!

  • 2009.10.25 Sunday
  • 23:12
開店準備中午前11時・・・。

「こんにちはー!1人なんですがカウンター良いですか?」楽しい

ボジョレー準備でこちらに泊まり込むお客様、良くいらして頂いてます。

「いつもありがとうございます!ただ、あと一時間したら来てくださいねー。」女

「????」しょんぼり

「今日から冬時間なので、一時間時計を遅らせてくださいね。今午前11時です。」

「!!!!」びっくり怒り悲しい

というわけで皆さんも今日は一時間儲かっているはず!

ビズ禁止令

  • 2009.09.20 Sunday
  • 20:15
レストラン商売は、お客様に来ていただいてなんぼ。ということは、インフルエンザなどの病気も拒めないわけです。今年はコレきつい。

衛生観念に無頓着なフランス人達、今まではお手洗いに行った後に手を洗わない人がほとんどだったけど、最近は食事前に手を洗いに行く人がかなり増えました!また、携帯用の消毒ジェルで手を拭く人もちらほら。TVでも「咳をするときは腕で(ココ良く分かりませんが)、またはティッシュで口を押さえよう。(コレ常識ですが、しない人多し)、その後のティッシュはゴミ箱に捨てよう。(コレも当たり前ですが、ハンカチで押さえて、そのままポケットに入れて何度も使う方々多し。)外から帰ったら手洗い、うがいの励行。(幼稚園でよく言われたな・・・。)」なんていう政府からのメッセージが頻繁に流れてます。

そんなご時世に見つけたこの時期↓
インフル影響で挨拶のキスを禁止
フランスでも猛威を振るう新型インフルエンザ。ブルターニュ地方のフィニステール県にあるGuilvinecという町の小学校では、市の決定によりついにビズゥ(bisou 挨拶として頬と頬を合わせてキスをすること)の禁止令が出され、代わりに握手で挨拶するよう指導されています。口と口のキスではないけれど、確かにものすごい接近度ですもんね。マスクをするよりも、クラスの生徒みんなが先生や友達にビズゥをしないことの方がよっぽどインフルエンザの予防につながるという、フランスならではのエピソード。もう少ししたら、大人の間でもビズゥをする人たちが減ってしまうかもしれませんね・・・
(http://www.cahierdeparis.com/index.php より)

実はマダム、もうすぐ10年になるフランス歴で一番苦手としているのがこのビズ。どうにも違和感があるんですよね。口と口というわけじゃないですが、あまりにも距離感が近すぎて。通常はほっぺたとほっぺたをくっつけて、口で「チュッ。」と言うだけですが、人によってほっぺに「ブチュ」とされることもあったり。両頬一回ずつですが、コレも人によって3回だったり4回だったり、差し出す頬が違う方だと口と口がぶつかりそうになったりと、危険が一杯。冷や汗 私は個人的にハグの方が好き。この方が温かい感じもするし。北欧から来た友人も同じ事言ってました。

で、上記の記事。今回のインフルエンザでフランスのビズの習慣に変化があるかなー?ともかく、フランス人の一般的な衛生観念が向上しているのは良いことです!

ディジョン、マスタードの歴史に変化

  • 2009.08.11 Tuesday
  • 21:33
今日配信されたsopexaのニュースで、ディジョンのアモラ・マイユ社のマスタード工場が閉鎖になったとありました。以下抜粋↓
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
工場再編により、ディジョンマスタードの歴史的工場が閉鎖
La moutarde a Dijon demenage
----------------------------------------------------------------------
ディジョンにあるアモラ=マイユ社のディジョンマスタードの工場が、生産減に伴う工場再編で、7月15日に閉鎖された。この工場はディジョンの中心、ブルゴーニュ運河沿いに1911年に建てられたもので、当時は原料マスタードの粒が運河を経由して船で工場に持ち込まれていた。ディジョン市民にとっては、同工場はディジョンの歴史の一部と考えられていた。このため、昨年11月にアモラ=マイユ社の親会社ユニリーバ社(2000年に同社を買収)が工場閉鎖を発表して以来、地元住民やブルゴーニュ選出の国会議員らが、閉鎖反対運動を展開していた。なおユニリーバ社によれば、ディジョンマスタードの生産は閉鎖した工場から15kmほど離れた工場に統合するという。(France soir,7/16;La Croix 7/20;Le Point,7/2)

ディジョンはブルゴーニュ、コート・ドール県の県庁所在地であり、かのブルゴーニュ公国(14世紀から15世紀のフランス東部からドイツ西部にかけて存在した、ブルゴーニュ公領(Duché de Bourgogne)を中心とする、ヴァロワ=ブルゴーニュ家のブルゴーニュ公(Duc de Bourgogne)の支配領域ないしその支配体制をいう。ウィキペディアより)の都。ボーヌからはそんなに遠くないけれど、この地ではワイン色はあまり感じられず、どちらかというと一般的な地方都市のイメージ。この街を一言で言うと公国宮殿、そしてマスタード。今回無くなった工場には観光コースがあってマスタードの歴史を楽しく学ぶことが出来たので、ココが無くなってしまうのは少し残念。

ちなみに、ボーヌには昔ながらにこじんまり経営しているファロ社があり、最近ここでも観光コースを始めたので、是非こちらをお試し下さい。↓
http://www.fallot.com/

清志郎の死とパリのサンタンヌ通り

  • 2009.05.05 Tuesday
  • 04:17
忌野清志郎と聞いて遠い目をする同世代の方々、私は直接のファンでは無かったのですが(洋楽派だったので)、周りにたくさんいましたRCサクセションのファン。レコード(古!)は持っていなくても大体そらで歌えますもん。

癌だったんですね・・・。彼が亡くなった話を聞いて、仕事後にひとしきりインターネットで中・高校時代好きだったアーティストの映像を探したりして。え?誰かって?それは・・・。

で、お次の話題。

「日本食街」規制の動き=アジア系集中、住民が懸念−パリ

 【パリ3日時事】日本食レストランなどアジア系店舗の集中が進むパリ中心部のサンタンヌ通り一帯で「なじみのパン屋や肉屋が消えてしまう」と懸念する住民約200人が、出店規制を求める嘆願書を市議会に提出、実態調査の実施がこのほど決まった。欧州有数の「日本食街」として知られる同地区だが、新たなレストラン開店が難しくなる恐れもある。
 日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、フランスでは1980年代にパリに50店ある程度だった日本料理店がすしブームに乗って90年代後半から急増。今や約1000店に達した。
 大半はすしと焼き鳥を組み合わせた中国・アジア系店だが、サンタンヌ通り付近は「本物」のラーメンやうどん、お好み焼きの店など20以上が軒を連ね、パリっ子にも人気がある。
 ラーメン店「ひぐま」の経営者、平田建洲さん(64)は「お客さんの95%はフランス人。いろんな日本料理店がそろうこの通りへ来るのを皆が楽しみにしているのに、一方的過ぎる」と規制への動きを批判した。
 住民のロマン・アトグさん(41)も「誰が多過ぎるなどと言うのか。日本料理店が多いのは便利で結構」と話していた。(時事ドットコムより)

何を今更?のこの話題。日本バッシングか?はたまた??

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